◆第1回 アントレプレナーシップ研究コミュニティ 研究会◆
【日時】
2014年10月2日(木)18:00~20:20
【場所】
関西学院大学梅田キャンパス10階1004教室
【プログラム】
18:00~18:10 忽那憲治 (神戸大学) 「当コミュニティ設立にあたって」
18:10~19:10 加藤雅俊 (関西学院大学) 「起業家の人的資本と開業後のパフォーマンス: 日本のスタートアップ企業に関する研究からの教訓と政策的含意」
19:20~20:20 藤野英人 (レオス・キャピタルワークス取締役ファウンダー最高投資責任者,ひふみ投信ファンドマネジャー) 「実務家から見たIPO市場の今後と課題」
20:30~ 懇親会
【出席確認】
(研究会終了につき申込フォーム削除)
【問合先】 加藤雅俊 (経済学部) [email protected]
****************************
「アントレプレナーシップ研究コミュニティ」設立趣旨及び活動概要
【設立にあたって】
経済活動における「アントレプレナーシップ(企業家精神)」の重要性の高まりを背景に、欧米を中心としたアントレプレナーシップ研究は、新規開業企業 (スタートアップ)に関するものをはじめ、新規株式公開(IPO)、ファミリービジネス、コーポレートベンチャーなど、経済学、ファイナンス、マネジメン トといった様々な視点から政策担当者、投資家、企業経営者などへの示唆を提供してきた。
他方で、日本においては、アントレプレナーシップ研究は欧米と比較するとあまり盛り上がっているとはいえない。主な原因として、分析するためのデータが 整備されていないことや、大学・大学院においてアントレプレナーシップに関する教育・研究の機会が乏しいことなどが挙げられる。アントレプレナーシップ研 究に関して広くネットワークを構築し、研究者間の情報共有、意見交換を行うコミュニティを作ることにより、日本における研究レベルの底上げあるいは研究の 裾野の拡大につながることが期待される。
また、「アントレプレナーシップ研究」においては、実際の企業経営や経済政策における課題を理解し、経営者や政策担当者へのインプリケーションを提示す ることが重要である。そのため、研究者が実務の視点を理解することは重要であり、研究者に実務家を交えたコミュニティが求められる。このような研究コミュ ニティの存在によって、実務家、学生を含め、社会におけるアントレプレナーシップへの関心が拡がり、研究成果の幅広い発信にも繋がることが期待できる。
上記の目的のため、アントレプレナーシップ研究の促進と裾野の拡大を目指して当コミュニティを設立する。
代表発起人
神戸大学 忽那憲治
共同発起人
関西学院大学 加藤雅俊
京都産業大学 沈政郁
立命館大学 山田和郎
(50音順)
【活動概要】
主な活動として、定期的(月に1度程度を目安とする)に研究会を開催し、研究者による発表を中心に、広く参加者間で意見交換・交流を行う。参加資格は、ア ントレプレナーシップの研究に関心があること以外になく、研究者、実務家、学生など広く参加いただくことを目標にする。